大学院生日記!

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理系大学生の愚痴

自分は現在、大学の理系学部において学部四年生で卒論生として、研究室に所属している。

うちの研究室には、コアタイム制度があり、平日、10am〜18pmとなっている。研究を進める上で実験しなくてはいけないので、コアタイム制度に対しては、多少のフレキシブルさが欲しいとは思うが、まあ妥当かなと感じている。

僕が問題としたいのは、いわゆる、"雑用"についてである。研究室の先生方が忙しいのはわかるが、僕たち学生だって自分の実験、発表の準備、バイトなどに、日々追われながら過ごしている。そんな中で、研究室における事務作業の手伝いなど、研究活動に関係のない雑用を学生に割り振ることに対して、僕は納得ができない。あくまで、僕たち学生は高い学費を払って、研究をしにきているのであって、タダ働きをしにきているのではない。この雑用に関する悩みは、同じ大学の別の研究室に所属している人や、他大の人からも同じような話を聞く。一方で、僕が交換留学していた大学の院生や、ヨーロッパの大学で院生をしている友人は研究遂行協力費やTAとしての給料で、雑用などに関して、しっかりとお金をもらっている。それに比べて日本の大学、大学院における学生の地位は低い。その上、日本伝統の上下関係が悪さをして、学生は1〜6年の辛抱だとおもい、わざわざ波風を立ててまで、改革を訴えるインセンティブの低い環境になっている。また、研究室の透明性のなさも問題だと思う。

大学側には、学生の権利をもっとまもるような制度を確立していただきたいなぁと切に願う。


p.s. この前、とあるセミナーでもう退官された昔のえらい教授さんが、学生のことを「若くて安い労働力」と表現していて、この方の学生へのリスペクトのなさには頭を抱えてしまった。